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北海道民はキタキツネを「かわいい」と思わない?

北海道

北海道の観光地などでよく見かけるキタキツネ。

つぶらな瞳にフサフサの毛並み、ちょこちょことした動きが愛らしく、多くの人が「かわいい!」と感じるのではないでしょうか。

しかし、北海道民はキタキツネに対して、私たち観光客とは少し違う感情を抱いているようです。

なぜ?その理由を徹底解剖!

北海道民がキタキツネを「かわいい」と思わない(もしくは、一括りに「かわいい」と言えない)理由は、主に以下の3つが考えられます。

生活圏の侵入者:ゴミを荒らす迷惑な存在


キタキツネは、人里近くに出没し、家庭ゴミを荒らすことがあります。
生ゴミを漁って散らかしたり、畑を荒らされたり、家畜を襲われたりするケースも報告されており、生活に密着した存在ゆえに、迷惑な存在と感じる人もいるようです。
特に、住宅街に住む人にとっては、キタキツネが頻繁に現れることは悩みの種です。
「かわいい」という感情よりも、「また来た!」といううんざりした気持ちの方が強いかもしれません。

エキノコックス感染症の媒介者:警戒すべき存在

キタキツネは、寄生虫「エキノコックス」の媒介者としても知られています。
エキノコックスは、人間に感染すると重篤な症状を引き起こす可能性があるため、警戒の対象となっています。
北海道では、エキノコックス感染症の予防対策として、キタキツネへの餌付けをしない、近づかないなどが呼びかけられています。
そのため、北海道民はキタキツネに対して、愛らしいイメージだけでなく、「怖い」という感情も抱いているのです。

「かわいい」だけでは語れない存在:多様な顔を持つ野生動物

野生動物であるキタキツネは、愛らしい一面だけでなく、厳しい自然の中で生き抜く力強さや賢さも持ち合わせています。
「かわいい」という言葉だけでは、その多様な魅力を十分に表現できないと感じる人もいるようです。 北海道の自然環境は厳しく、キタキツネも生き抜くために必死です。
時には、人間にとって都合の悪い行動をとることもあります。
しかし、それは彼らが生きるためであり、自然の摂理に従っているだけなのです。
北海道民は、キタキツネのそうした側面も理解しているからこそ、安易に「かわいい」とは言えないのかもしれません。

北海道民のリアルな声:複雑な感情が入り混じる

実際に、北海道民の声を聞いてみましょう。

  • 「キタキツネはかわいいけど、エキノコックスが怖いから、近づかないようにしている」
  • 「家庭ゴミを荒らすキタキツネには困っている。かわいさだけでは済まされない」
  • 「キタキツネは賢い動物。安易に『かわいい』と決めつけるのは失礼だと思う」
  • 「観光客はキタキツネを見ると喜ぶけど、私たちは生活に影響が出ているから、複雑な気持ちになる」
  • 「キタキツネは北海道の自然を象徴する動物。大切にしたいけど、人間との距離感は難しい」

これらの声からは、キタキツネに対する愛情や親しみやすさ、警戒心、そして複雑な感情が入り混じっていることが分かります。

筆者の気持ち

キタキツネはかわいい。そう、めちゃくちゃかわいいです!!!

北海道のシンボル、キタキツネ。あのつぶらな瞳、ふわふわの尻尾…見ているだけで心が溶けてしまいそうです。
北海道でもマスコットキャラクターとして有名ですよね。

もふもふしたいです。

でも、正直なところ、可愛いだけじゃないんです。野生のキタキツネを見かけると、ドキドキしてしまうのも事実。
どんな病気を持っているか分からないし、もし噛まれたりしたら大変です。
道路にも普通にいますし、北海道の中では都会の札幌の街中でも現れます。

「見つけた時はかわいいとテンションが上がりますがそれだけです。それ以上は何もできません。」

見つけた時は、もちろん「可愛い!」ってテンションが上がります。
でも、それだけ。それ以上は何もできないんです。
餌をあげたい気持ちをぐっとこらえて、遠くから見守るだけ。
中には餌をあげている人を見かけることもありますが、それは絶対にダメなこと。
キタキツネのためにも、人間のためにも、適切な距離を保つことが大切です。

北海道にはキタキツネの牧場もあるので興味のある方は是非!
筆者も行ったことありますが、とても癒されますよ!!
普段見るキツネとは違って野生のオーラを感じない姿を見れます。
ほのぼのした姿を見るとこちらも頬が緩んでしまいますね。

北きつね牧場
なまらめんこいキタキツネとエゾタヌキ達が、のびのびと生活をしている道東の楽園

まとめ:多様な側面を持つキタキツネとの共存

キタキツネは、私たち観光客にとっては愛らしい存在ですが、北海道民にとっては、生活に密着した存在であるがゆえに、複雑な感情を抱く対象であることが分かりました。

「かわいい」という一面だけでなく、野生動物としての逞しさや、エキノコックスの媒介者としての側面など、多様な側面を持つキタキツネ。

北海道を訪れる際には、キタキツネへの接し方についても、少し考えてみる必要があるかもしれません。

むやみに近づいたり、餌付けをしたりせず、適度な距離を保つことが大切です。

また、北海道民のキタキツネに対する感情も理解し、尊重することが重要です。

北海道の豊かな自然の中で生きるキタキツネと、人間が共存していくためには、お互いを理解し、適切な距離感を保つことが大切なのではないでしょうか。

yaongi

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私は北海道在住の30代会社員です。(観光業5年・営業職5年+)
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ゲームや美容、韓国やアイドルが好きで多趣味なINFPです。
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