昔ながらの趣があり、体の芯から温まる銭湯。
そんな銭湯が私はどうも苦手です。
銭湯嫌いになったきっかけは、今となっては些細なことなのですが、
何度も通ううちに、どうしても気になることが積み重なっていったように思います。
同じように銭湯が苦手な方、またそうでない方にも、
銭湯に対する一つの意見として読んでもらえたら嬉しいです。
理由1:清潔感
銭湯に行く前は、家のお風呂と変わらないだろうと思っていました。
しかし実際に行ってみると、浴槽のヌメリや髪の毛、洗い場の汚れなどが気になり、
清潔感があるとは言えませんでした。
特に気になったのは、浴槽の底に沈んでいる髪の毛や、
洗い場に散らばっている石鹸カスです。
また、唾や痰を吐く人を見かけることもあり、
不衛生に感じました。
もちろん、清掃が行き届いている銭湯もあると思います。
全ての銭湯がそうであるとは思いませんが、
少なくとも私が行ったことのある銭湯では、
常に清潔とは言い難い状況でした。
銭湯に行くたびに、
「もっと清潔だったらいいのに」
と思っていました。
理由2:混雑
銭湯は、時間帯によっては洗い場や浴槽が混み合っている場合があります。
洗い場では、体を洗うスペースを確保するのに苦労したり、
浴槽では、他の人が近くにいるため、落ち着いて入れないこともありました。
特に、週末や祝日の夕方などは、
洗い場も浴槽も人で溢れかえっているような状態でした。
洗い場では、体を洗う順番待ちをしたり、
浴槽では、ゆっくりと浸かることができなかったりすることも。
また、混雑が起きるくらい人が来る場合は、
マナーがなっていない方も混じっている確率が多くありました。
ゆっくりと体を温めたくて銭湯に行ったのに、
混雑の中でストレスを感じてしまうことがありました。
「もう少し空いていればいいのに」
といつも思っていました。
理由3:マナー
銭湯では、周りの人のマナーが気になることもあります。
浴槽の中で体を洗ったり、大声で話したりする人を見かけると、
不快な気持ちになることも。
また、脱衣所では、服を脱ぎ散らかしたままにする人や、
ドライヤーを長時間占領する人などもいます。
さらに、子供が走り回っているのを見かけることもあります。
それを放置している親を見ると、何かあった時に気が気じゃなく、
ゆっくりと休むことができません。
神経質な私が悪い部分もあるとは思うのですが、
どうしても気になってしまいます。
銭湯でのマナー違反を見かけるたびに、
「どうして周りのことを考えられないのだろう」
と思っていました。
銭湯は人間性が現れる場所
銭湯は、多くの人が裸で同じ空間を共有する場所です。
だからこそ、個人の人間性が如実に現れる場所でもあると感じています。
清潔感に対する意識、周りの人への配慮、公共の場でのマナー。
銭湯での振る舞いを見ていると、その人の人間性が見えてくるような気がします。
銭湯に対する意見
銭湯は、日本の伝統的な文化であり、
地域の人々にとって交流の場としての役割も担っています。
だからこそ、銭湯が清潔で快適な空間であってほしいと思います。
銭湯側には、
- 清掃の徹底
- マナー啓発
- 混雑時の人数制限
などを通して、
より多くの人が気持ちよく利用できるような環境づくりを期待します。
銭湯の魅力
ここまで銭湯に対する不満を述べてきましたが、
銭湯には、自宅のお風呂にはない魅力があることも理解しています。
広い浴槽で手足を伸ばして温まったり、
普段とは違う雰囲気の中でリラックスできたりするのは、
銭湯ならではの良さだと思います。
また、地域の人々との交流の場としての役割も、
銭湯の大きな魅力の一つです。
おわりに
今回は、私が銭湯を嫌いになった理由を3つ紹介しました。
あくまで私個人の意見であり、
全ての銭湯に当てはまるわけではありません。
銭湯の良さも理解できますが、
私にとっては、自宅のお風呂の方がリラックスできると感じています。
同じように銭湯が苦手な人、
またそうでない人も、
この記事を読んで、銭湯について考えるきっかけになれば幸いです。
そして、いつか銭湯に対するイメージが変わり、
気持ちよく利用できるようになる日が来ることを願っています。
最後に
この記事を読んでくださった皆様、
ありがとうございました。
銭湯に対するご意見やご感想があれば、
ぜひコメント欄にお寄せください。
皆様の声が、
より良い銭湯環境を作るための
一助となることを願っています。